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法人企業統計調査結果(令和5年度)が公表されました

法人企業統計調査結果(令和5年度)が公表されました。

- 売上、経常利益ともに3年連続、増収、増益となる -

 財務省は、「法人企業統計調査結果(令和5年度)」を9月2日に公表しました。

これによると、令和5年度における法人企業(金融業、保険業を除きます。)の売上高については、製造業、非製造業ともに前年度に続き増収となり、経常利益についても、製造業、非製造業ともに前年度に続き増益となっています。

 1.収益の状況

(1) 売上高(金融業、保険業を除きます。)

売上高は1,633兆3,314億円で、対前年度増加率は+3.5%となっています。

業種別にみると、製造業では、輸送用機械、はん用機械、食料品の順で増収となっていますが、石油・石炭、生産用機械、金属製品、鉄鋼の4業種で減収となり、製造業全体での対前年度増加率は+2.6%となっています。

非製造業では、不動産業、サービス業、卸売業・小売業で増収となっていますが、電気業、物品賃貸業、情報通信業の3業種で減収となり、非製造業全体での対前年度増加率は+3.8%となっています。

資本金階層別の対前年度増加率をみても全ての階層で増収となっています。

 

(2) 経常利益(金融業、保険業を除きます。)

経常利益は106兆7,694億円で、対前年比増加率は+12.1%となっています。

業種別にみると、製造業では、石油・石炭、はん用機械、輸送用機械、食料品の順で前年度より増益となっていますが、電気機械、情報通信機械、生産用機械の3業種で減益となり、製造業全体の対前年度増加率は+11.1%となっています。

非製造業では、物品賃貸業、不動産業、運輸業・郵便業の順で前年度より増益となっていますが、建設業、情報通信業の2業種で減益となり、非製造業全体の対前年度増加率は+12.6%となっています。

資本金階層別の対前年度増加率をみてもすべての階層で増益となっています。

◎ 詳細につきましては、財務省ホームページ>財務省の政策>財務総合政策研究所>統計資料>法人企業統計調査>調査の結果>結果(年次)概要>最新の報道発表資料「令和5年度」をご覧ください。