特別暑い今年の夏は、ビールも特別美味しいようですが、お酒については、酒税という税金が課されています。酒税の税務上の納税者は酒類製造者ですが、酒類の小売価格は酒税の金額を上乗せして設定されるため、実質的には消費者が負担しているといえます。令和4年の数字ですが、国税収入の1.6％、1.2兆円の税収がありました。国税庁は酒税の適正・公正な課税の実現と、そのもととなる酒類業の健全な発達に向けて様々な情報を発信しています。「酒蔵マップ等」というのもその一つで、都道府県別に酒蔵の名称とその代表銘柄が紹介されています。地図上でも場所が示されており、眺めているとその酒蔵と周りの景色に想像が膨らみます。堅苦しいイメージが強い国税庁のホームページの中でもちょっと異色の部分です。

英語、中国語、韓語版もあり、酒蔵ツーリズムなどに利用されているようです。国税庁のHPで「酒蔵マップ等」を検索してみてください。