地価公示とは、地価公示法に基づき、国土交通省の土地鑑定委員会が毎年１月１日時点で設定した
標準地調査地点の地価の正常な価格を算定して公示する制度です。

地価公示の公表は、昭和４５年から実施されています。

目的としては、土地の適正な価格を判定する客観的な目安を示し、適正な地価の形成に寄与すること
にあります。
なお、その価格は建物など現在利用している状況に左右される事なく、都市計画法などに規定される
用途地域（住宅地・商業地などの区分）において土地を更地として評価した額となっています。

平成２４年１月１日現在の地価について、平成２４年３月２３日付で公表されました。
（全国で26,000地点）

地価公示結果の活用例としては、
・一般の土地取引価格に対しての指標を与える。
・公共事業用地の取得価格算定や収用に伴う補償金額算定の規準。
・相続税や固定資産税評価の目安。
・国土利用計画法に基づく土地取引の規制における土地価格審査の規準。

などに活用されています。

平成２４年地価公示にみる全用途平均の前年比平均変動率は、
全国：△２．６％、大阪圏：△１．５％、京都府：△１．６％、滋賀県：△１．３％

用途別平均（住宅地）
全国：△２．３％、大阪圏：△１．３％、京都府：△１．７％、滋賀県：△１．２％　

用途別平均（商業地）
全国：△３．１％、大阪圏：△１．７％、京都府：△１．１％、滋賀県：△１．４％

となっています。

詳しい内容は、
全国の情報：国土交通省　土地総合情報ライブラリー
各都道府県の詳細：各都道府県ＨＰ　検索ワード（例）地価公示　○○県←調べたい都道府県名
に公表されています。