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災害により被災した自動車の雑損控除

今年の夏は各地で豪雨災害により被災された方が多かったと思います。心よりお見舞い申し上げます。テレビ等でも、濁流や土砂に押し流されていく車両をよく見かけましたが、このような災害で自動車やバイクなどの車両に損害を受けた場合、その車両が生活に通常必要であると認められれば、所得税の雑損控除が受けられます。

雑損控除とは、災害や盗難により生活に通常必要な資産に受けた損失額のうち、一定額を総所得金額等から控除するというもので、1年で控除しきれない場合、翌年以降3年を限度に繰り越して控除することができます。生活に通常必要な車両かどうかについては災害発生直前の所有目的や使用状況により判断することとなっています。例えば、通勤に使っている車両などは該当しますが、事業用の車両、趣味娯楽のために所有している車両は該当しません。損失額については損害を受けた直前の時価によりますが、損失額を計算することが困難な場合には取得価額から減価償却費を差し引いた額に被害状況に応じて定められている被害割合を乗じて計算してもよいとされています。被害割合は国税庁HPに被害割合表が掲載されています。

雑損控除ではありませんが、被災者生活再建支援法の適用を受ける自然災害により被災した自動車については自動車重量税の還付を受けることができます。登録地の運輸支局や軽自動車検査協会に永久抹消登録の手続きを行い、還付申請書を提出すれば還付されます。

 

国税庁HP https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/saigai/h30/0018008-045/06.htm