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確定申告の間違いを訂正するには?

令和3年分の個人所得税の確定申告も済みましたが、もし確定申告が間違っていた場合、その間違いを訂正するには、その訂正時期や納付税額によって手続きが異なります。

まず、法定申告期限内である場合は、訂正した確定申告書を新たに提出することで訂正できます。法定期限内にその人から確定申告書が何回も提出されている場合は、最後に提出された申告書をその人の申告書として取り扱うこととされています。

次に法定申告期限後で、納付税額が多すぎた場合や還付される税額が少なすぎた場合は、更正の請求をします。原則、法定申告期限から5年以内に認められます。更正の請求をして税務署が納め過ぎの税金があると認めた場合は減額更正がされて税金が還付されます。

最後に法定申告期限後納める税額が少なすぎた場合や還付される税額が多すぎた場合は、修正申告により間違いを訂正します。新たに納める税金は修正申告書を提出する日を納期限として、その提出日に延滞税も併せて納付する必要があります。なお、税務署の調査を受けた後の修正申告や税務署から申告税額の更正を受けた場合は、新たに納める税額の他に過少申告加算税が課せられますのでご注意下さい。