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上場株式配当の源泉税

  年初来、株価が上昇し株式相場の話題を耳にすることが多くなっていますが、3月決算法人が株主総会を迎えるこの時期は、株主にとっては企業の成績に左右される配当も興味の一つです。
  ところで、株主が上場株式の配当を受け取るときに源泉徴収される税額ですが、これが昨年と今年、そして、来年と目まぐるしく税率が変わっています。近々の税率の変化は次のとおりです。(大口株主が受け取る場合を除く)

  平成241231日まで  一律 10%(所得税 7%、住民税 3%)
  平成2511日〜平成251231日  一律 10.147%(所得税+復興特別所得税7.14%、住民税3%)
  平成2611日〜平成491231日  一律 20.315%(所得税+復興特別所得税 15.315%、 住民税 5%)

  所得税、住民税の税率の上昇と先の東日本大震災の復興の為に復興特別所得税が創設されたことによる増税です。
  なお、小数点以下の数値は、復興特別所得税の税率2.1%により生じています。