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平成24年分の相続税の申告状況

国税庁から、平成24年分の相続税の申告状況の発表がありました。

○ 平成24年分の相続税の申告状況
 

  平成24年分の相続税の申告状況は、被相続人数は前年比100.3%、相続税が課税された被相続人数は前年比101.6%、課税価格は前年比100.3%といずれも増加しましたが、税額は12,514億円(前年12,520億円)とわずかながら減少しました。
  なお、相続税の申告状況の具体的内容は、次のとおりです。

1.死亡者数・課税対象となった被相続人数

  平成24年中(平成24年1月1日〜平成24年12月31日)の死亡者数(被相続人数)は、1,256,359人(前年1,253,066人)で、前年より3,293人(0.3%)増加しています。
  また、相続税の課税対象となった被相続人数は、52,394人で、前年より835人(1.6%)増加し、課税割合も4.2%(前年4.1%)と0.1ポイント増加しています。
 
2.課税価格・税額の推移

  課税価格は、10兆7,706億円(前年10兆7,397億円)で、前年より309億円(0.3%)増加していますが、相続税額は1兆2,514億円で、前年より6億円減少しています。
  また、これを被相続人1人当たりでみると、課税価格は2億557万円(前年2億830万円)、相続税額は2,388万円(前年2,428万円)といずれも前年より減少しています。
 
3.相続財産の種類別構成比

  相続財産の金額の構成比は、土地45.9%(前年45.9%)、現金・預貯金等25.4%(前年24.4%)、有価証券12.3%(前年13.0%)で、相続財産に占める現金・預貯金等の割合は過去最高となっていますが、一方、土地の割合は、昭和35年以降では最低となっています。 

  この詳細については、国税庁ホームページ>活動報告・発表・統計>報道発表資料>
「平成24年分の相続税の申告の状況について」をご参照ください。