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令和2年度 法人企業統計調査が公表されました

財務省:法人企業統計調査結果(令和2年度)を公表

− 経常利益が連年減益、前年度比12.0%減 −

 

「法人企業統計調査結果(令和2年度)」が公表されました。

これによると、令和2年度における法人企業(金融業、保険業を除きます。)の売上高、経常利益について、いずれも製造業、非製造業ともに連年減収減益となっています。

1. 収益の状況

(1) 売上高

売上高は1,3624,696億円で、対前年比▲8.1%となりました。

業種別にみると、製造業では、石油・石 炭、鉄鋼、金属製品の減収割合が大きく、増収となった業種もなかったことから、製造業全体では▲8.4%となっています。

一方、非製造業では、運輸業・郵便業、サー ビス業の減収割合が大きく、増収となった業種もなかったことから、非製造業全体では▲7.9%となっています。

資本金階層別の増加率をみると、10億円以上の階層は▲9.2%、1億円〜10億円の階層は▲8.8%、1,000万円〜1億円の階層は▲7.1%、1,000万円未満の階層は▲5.3%となっています。

 

(2) 経常利益

経常利益は628,538億円で、増加率は 12.0%となりました。

業種別にみると、製造業では、情報通信 機械、業務用機械、はん用機械、石油・石炭は増益となり、これ以外が減益となったことから、製造業全体では▲3.8%となっています。

一方、非製造業では、不動産業、建設 業、情報通信業は増益となり、これ以外が減益となったことから、非製造業全体では▲15.8%となっています。

資本金階層別の増加率をみると、10億円以上の階層は▲11.1%、1億円〜10億円の階層は▲9.6%、1,000万円〜1億円の階層は▲18.4%、1,000万円未満の階層は▲0.3%となっています。

◎詳細につきましては、財務省ホームページ>財務総合政策研究所>統計資料>法人企業統計調査>調査の結果>結果(年次)概要>最新の報道発表資料「令和2年度」をご覧ください。